87番札所 長尾寺[ながおじ]

補陀洛山 観音院 長尾寺

四国八十八霊場 87番 長尾寺

本尊:聖観音菩薩
本尊真言:おん あろりきゃ そわか
ご詠歌:あしびきの 山鳥の尾の 長尾寺 秋の夜すがら 御名を唱えて

←86番 志度寺

寺伝によれば天平11年(739年)、行基が当地で霊感を得て聖観音菩薩像を刻み、堂宇に安置したのが始まりとされる。
空海(弘法大師)が渡唐前、当地に滞在し、年頭7日目の夜に護摩符を丘の上より人々に投げ与えたとの伝説があり、これは毎年1月7日の「福奪い」として今に伝わっている。天長2年(825年)、唐より帰朝した弘法大師によって霊場と定められた。幾度かの兵火により堂宇は失われたが、その都度歴代藩主によって再建されている。
なお、静御前が源義経と別れた後、母の磯禅師と共に当寺を訪れ、得度したとの言い伝えもあり、静御前の位牌が本堂の左脇陣にある。

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大窪寺を後にして、2ヶ寺目の長尾寺へ
大窪寺は山の中でしたが、長尾寺は平地にあります。

納経を済ませた後、境内の中で売っている名物の「甘納豆入りおはぎ」を購入。
買えないことも多いようですが、もう1台のバスに乗っている先達さんが、長尾寺に着く前に電話してくれていたようで、売店には、いっぱい並んでいました。
ここには、源義経と別れた静御前が出家したいわれがあり、『静御前剃髪塚』があります。

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