四国別格 腕輪念珠作り
四国遍路には、八十八ヵ所の札所とは、別に、弘法大師様と縁の強かった20ヶ寺が四国別格20霊場というのをつくっている。 別格20霊場には、納経帳に御朱印を頂く際に、霊場の名前の入った念珠の珠を購入することが出来る。 珠の種類は、4種類で、男玉・女玉・紫檀・腕輪。 各霊場の珠とは別に親玉を購入するが、持ち回りで、購入出来る霊場が代わる。 2016年は、8番札所の十夜ヶ橋 一番左に写っているのが、親玉 全ての念珠の珠を揃えると、念珠を作ることが出来る。 親玉には、一応、房も付いているので、購入した珠だけでも、念珠を作ることは出来るが、お遍路ショップ等で、房やを変更して仕立てて貰う方も多いみたい。 ただ、自分が集めたのは腕輪念珠なので、房が付くわけでもないので、自分で各寺で1つずつ購入した珠で腕輪念珠を作ってみた。 一つだけ、こだわったのは、腕輪を作るための紐。 腕輪の紐が切れて、珠が飛び散った事を考えると、ゾッとする。 たとえ、一つだけ珠を紛失したとしても、その珠を手に入れるためには、わざわざ、その霊場に行く必要があるから。 そのため、オペロンゴムという、紐を使って腕輪を作った。 このオペロンゴム、強度は、そこまで強くないが、繊維が何層にもなって紐になっているから、一度に全て繊維が切れない限りは、飛び散ることがないという代物。 で、出来上がった腕輪念珠がコレ 【追記】腕輪念珠を普段から身につけていると、擦れたり、水に濡れることで、段々、艶がなくなってくる。 水を触る時には、外しておくようにした方が良い。 珠は柘植なので、椿油を塗って磨く等の手入れをする方が良い。