四国別格二十霊場 1番札所 大山寺[たいさんじ]
仏王山 玉林院 大山寺
本尊:千手観音菩薩
御詠歌:さしもぐさ たのむちかひは 大山の 松にも法の 花やさくらむ
寺伝によれば6世紀前後、武烈天皇・継体天皇の時代に西範僧都(せいはんぞうず)が開基した阿波国最初の仏法道場であると伝えられている。
平安時代前期、空海(弘法大師)が阿波入国した際に当地に立ち寄り、西方笹原にあった当寺を現在地に移転し、山号を仏王山、印度の須弥山にちなみ寺名を大山寺とし、伽藍の整備を行い、恵果より授かった千手観音像を本尊として安置したと言われている。
寿永3年(1184年)源義経一行は平家討伐の折、当寺に必勝祈願をし、勝利のあと三宝荒神像・初音のつつみ・愛馬薄雪を寄進したと伝えられている。
戦国時代、近隣にあった七条城の城主・七条兼仲は当山に祈願し怪力を得たとされる。そのお礼として九重の石塔と鏡餅を当山に背負い上げたと言われている。この伝説に因み、江戸時代になると徳島藩主蜂須賀家は家臣に大鏡餅を担がせ力自慢を競わせた。なお、現在でも毎年1月第3日曜日に「力餅」と呼ばれる、大鏡餅(86キログラム)を載せた三方(合計169キログラム)を抱えて歩く距離を競う行事が行われている。
昭和初期まで、大師堂の右後方に三重塔が存在していたが、山火事の延焼により失われたがその本尊の金剛界大日如来は助け出され、他の堂宇も難を逃れている。
【2016年 逆打ち 車遍路】
別格最後の寺です。
松山の「たいさんじ」と読み方は同じですが、点がありません。
ココまでの車道は離合が出来ない細さの道が永遠と続きます。
山門の所に車を止めて、山門を潜ると、長い階段が続きます。
ここに来て、ラスボス登場
階段が、ガタガタで、結構、疲れました。
手水舎。水が出るところ、龍?
本堂 |
大師堂 |
納経所に着くと目の前に、駐車場が有るというオチ。
どうも下の山門の所に駐めなくても、車で上まで来れたようです。
コメント
コメントを投稿