10番 奥の院 八祖大師

八祖大師

四国八十八ヶ所霊場 10番 奥の院 

「八祖大師」とはインドから中国を経て日本へと密教を伝えた正統の八人の祖師のこと

第一祖 龍猛菩薩(りゅうみょうぼさつ)
 大乗仏教の大学者で、真言密教の奥義を感得したと伝えられる高僧。

第二祖 龍智菩薩(りゅうちぼさつ)
 龍猛菩薩より密教を相承したといわれ、金剛智三蔵に七年にわたって
 真言密教の奥義を伝えた。

第三祖 金剛智三蔵(こんごうちさんぞう)
 中インドに王子として生まれ、玄宗皇帝に国師と仰がれ真言密教の儀式を伝える。
 金剛智訳とされる経典が現存する。

第四祖 不空三蔵(ふくうさんぞう)
 金剛智三蔵の弟子として二十五年間仕える。三代皇帝の国師と仰がれる。

第五祖 善無畏三蔵(ぜんむいさんぞう)
 東インドの王子として生まれ王位を継ぐが出家。
 真言密教の根本経典である「大日経」を翻訳した。

第六祖 一行阿闍梨(いちぎょうあじゃり)
 唐代屈指の学問僧といわれ、金剛智三蔵より「金剛頂経」系の密教を受け継ぐ。

第七祖 恵果阿闍梨(けいかあじゃり)
 弘法大師の師にあたる中国人僧。
 貞元(じょうげん)二十一年(805)で病に倒れると、
 弘法大師に法を伝えることにして灌頂を授けた。
 大師はこれを日本に伝え真言宗を開いたと云われる。

第八祖 弘法大師

本堂の左側を通り大塔の方へ登っていく

途中、不動堂がある

大塔

大塔の前を通り抜け奥に進む


奥の院への道標

獣除けの柵を抜けて進む

少し登ったところに八祖大師の祠がある


奥の院の内部




御朱印は切幡寺の納経所で頂ける



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