81番札所 白峯寺[しろみねじ]
綾松山 洞林院 白峯寺
本尊:千手観音菩薩
本尊真言:おん ばさら たらま きりく
ご詠歌:霜さむく 露白妙の 寺のうち 御名を称ふる 法の声々
寺伝よれば、空海(弘法大師)が弘仁6年(815年)この地に訪れ、白峰山頂(標高337m)に如意宝珠を埋めて、仏に供える水を汲む閼伽井を掘り、衆生救済の請願をし創建した。また、円珍(智証大師)が貞観2年(860年)、山頂に輝く瑠光を見て登頂、そのとき白峯大権現の神託を受け、瀬戸内海に浮かぶ不可思議な光を放つ霊木で千手観世音菩薩を刻み安置したと伝えられている。
後に、長寛2年(1164年)崇徳上皇が讃岐流刑地で没し、遺詔により当寺上の稚児嶽で荼毘に付され陵墓が造られた。その3年後には西行法師が詣で法楽を行った。その後、建久元年(1190年)後鳥羽天皇により、慰霊のため陵墓近くに、崩御までの6年間を過ごした鼓岡の御所である木の丸殿を移築し法華堂が建てられ、さらに、応永21年(1414年)に後小松天皇は上皇の成仏を願い自筆の「頓證寺」と書かれた勅額を奉納し頓証寺殿となった。そして、延宝8年(1680年)には高松藩主により頓証寺殿と勅額門が再建された。
【2016年 逆打ち 車遍路】
国分寺から五色台にある白峯寺へ
納経を済ませて、納経所で御朱印を頂きました。
本当は、その後、根香寺までの道をドライブしたかったのですが、台風被害で通行止めになってました。
残念。
【2018年 歩き遍路】
本堂と大師堂は、階段の上
本堂 |
コメント
コメントを投稿