84番札所 屋島寺[やしまじ]
本尊:千手観音菩薩
本尊真言:おん ばさら たらま きりく
ご詠歌:梓弓 屋島の寺に 詣でつつ 祈りをかけて 勇むもののふ
律宗の開祖である鑑真が天平勝宝6年(754年)朝廷に招かれ奈良に向かう途中、当地を訪れて開創し、その後、弟子の恵雲が堂宇を建立したという。
その後、古代山城の屋嶋城が閉鎖されたため、その跡地に寺院を創設したものである。なお、ここから1kmほど北の北嶺山上には屋島寺の前身とされる千間堂の遺跡がある。 また、815年(弘仁6年)嵯峨天皇の勅願を受けた空海は、北嶺から南嶺に移し千手観音像を安置し霊場に定めたとも云われている。
明徳2年(1391年)の西大寺末寺帳に屋島寺と屋島普賢寺の名があり、当時は奈良・西大寺(真言律宗)の末寺であったことがわかる。高松藩主生駒一正は慶長6年(1601年)に屋島寺の寺領25石を安堵。近世を通じ、当寺は高松藩の保護下にあった。現在も国有林部分を除いて、屋島山上の敷地のほとんどは屋島寺の所有である。
【2016年 逆打ち 車遍路】
屋島ドライブウェイを通り屋島寺へ。
社会実験で通行料は無料でしたが、駐車場代を取られました。
駐車場前で混雑するので、どちらが良いのやら・・・
ドライブウェイの途中までしか行かない人もいるようなので、そういう人達にしてみれば、この方が良いのかもしれません。
天気が良いこともあって、平日の割には、人が多かったです。
境内は朱色の建物が多く、雰囲気が少し違います。
納経を済ませて、納経所で御朱印を頂きました。
【2018年 歩き遍路】
本堂 |
駐車場側の山門から出て、八栗寺へ向かう
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