36番札所 青龍寺[しょうりゅうじ]

独鈷山 伊舎那院 青龍寺

本尊:波切不動明王
本尊真言:のうまくさんまんだ ばざらだん せんだ まかろしゃだ そわたや うんたらた かんまん
ご詠歌:わずかなる 泉に棲める 青龍は 仏法守護の 誓ひとぞきく

←35番 清瀧寺

寺伝によれば弘仁年間(810年 - 824年)に空海(弘法大師)によって開基されたとされる。入唐求法の遣唐使として、恵果和尚より真言密教の奥義を伝授された空海が帰国の折、有縁の地に至るように祈願して独鈷杵を東方に向かって投げた。空海はその独鈷杵がこの山中の松の木にあると感得し、嵯峨天皇に奏上。弘仁6年(815年)に恵果和尚を偲び、唐の青龍寺と同じ名の寺院を建立したという。本尊の波切不動は、空海が乗った遣唐使船が入唐時に暴風雨に遭った際に、不動明王が現れて剣で波を切って救ったといわれ、空海がその姿を刻んだものであると伝える。 江戸時代初期には荒廃していたが、土佐藩2代藩主山内忠義によって正保年間(1644年 - 1648年)に再興された。しかし、宝永4年(1707年)には地震と津波で大きな被害を受け、江戸末期に再建された。

なお、本堂のある上段が如意山で、客殿のあるところが摩尼山の麓で、奥の院のある所が独鈷山であり、薬師如来が本尊の寺があった如意山に、奥の院の本尊不動明王を移し、その薬師如来は横に置かれ、そのあと大師堂を造ってずらっと並んだ伽藍の一つの寺になったとみられる。

【2016年 逆打ち 車遍路】

駐車場に入ると、例のバスツアーのバスが既に駐まってました
私達は、別格に寄ってたので、当然と言えば当然ですが

山門
本堂まで170段の石段。元横綱の朝青龍が明徳義塾高校在学中に鍛錬したとか。しこ名もこのお寺に由来するそうです。

本堂


大師堂

本堂と大師堂で納経を済ませ、覚悟して、納経所に行くと、納経帳や掛軸が山積み

ただ、異様に多い

バスツアーの添乗員の方が納経所の人に、「先に済ませてあげてください」と声を掛けてくれたので、山積みの納経帳が終わる前に、ご朱印を頂きました。

実は、このバスツアーの添乗員の方、3ヶ寺の納経所で一緒になっているのですが、3ヶ寺とも、同様の対応をして下さってました。
なんて優しい人なんだ
今まで、同じ場面で、どんなに後ろに行列ができようが、視線を感じようが、明後日の方を向いて、気づかぬふりをする添乗員さんが、ほとんどだったので、感動でした

で、山積みの納経帳の理由、駐車場まで戻って分かりました
バスが3台駐まってました。

36番 奥之院

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