41番札所 龍光寺[りゅうこうじ]

稲荷山 護国院 龍光寺

本尊:十一面観音菩薩
本尊真言:おん まか きゃろにきゃ そわか
ご詠歌:この神は 三国流布の 密教を 守り給はん 誓いとぞ聞く

←40番 観自在寺

地元では「三間のお稲荷さん」と呼ばれ、親しまれているのが龍光寺で、往時の神仏習合の面影を色濃く伝えている霊場。その象徴ともいえるのが、山門は鳥居であること。

この山門をくぐると仁王像に代わる守護役・狛犬が迎えてくれる。境内には狐とお地蔵さんの石像が仲良く並んでおり、仏と神が同居している。
縁起によると、大同2年に弘法大師がこの地を訪ねた際に、稲束を背負ったひとりの白髪の老人があらわれ、「われこの地に住み、法教を守護し、諸民を利益せん」と告げて、忽然と姿を消した。大師は、この老翁が五穀大明神の化身であろうと悟り、その明神を勧請して稲荷明神像を彫造、堂宇を建てて安置した。このとき、本地仏とする十一面観世音菩薩と、脇侍として不動明王、毘沙門天も造像して一緒に安置し、「稲荷山龍光寺」と号して四国霊場の総鎮守の寺とされ、開創したと伝えられる。

創建のころから神仏習合の寺であった龍光寺は、稲荷寺として信仰され維持されてきたが、明治新政府の廃仏毀釈令により旧本堂は「稲荷社」となった。新たに本堂が建立されて、ここに稲荷の本地仏であった十一面観世音菩薩像が本尊として安置され、その隣に弘法大師勧請の稲荷明神像も一緒に祀られて鎮座している。

【2016年 逆打ち 車遍路】

仏木寺から三間ICの方向に少し戻り、龍光寺へ

神仏習合の寺として、三間の稲荷として親しまれたが、神仏分離で旧本堂は稲荷社なったので、現在の新しい本堂が建てられたようです。

↓正面が本堂。右の階段を上ると鳥居があり、その奥に稲荷社(旧本堂)

大師堂

本堂と大師堂で納経して、納経所で御朱印を頂きました。

【2017年8月26日 歩き遍路】

参道から見た龍光寺


栄福寺と同じで、正面に元札所の三間稲荷神社
参道横に龍光寺。

本堂

大師堂

南予七福神霊場 3番でもあるらしい
正面に三間稲荷神社

歩き遍路の入口が分からず、ウロウロする。
納経所の向こうの駐車場に入口があった

納経所まえの駐車場への道

駐車場の中にあった歩き遍路道の入口。

今回頂いたご朱印

コメント

このブログの人気の投稿

TOP PAGE

自転車遍路 まとめ

歩き遍路 17日目 【日帰り】 1番 霊山寺→6番 安楽寺