50番札所 繁多寺[はんたじ]
東山 瑠璃光院 繁多寺
本尊:薬師如来
本尊真言:おん ころころ せんだりまとうぎ そわか
ご詠歌:よろずこそ 繁多なりとも 怠らず 諸病なかれと 望み祈れよ
寺伝によれば天平勝宝年間、孝謙天皇の勅願により行基が開基し、孝謙天皇の勅願所となったという。その際行基が坐高三尺の如来像を彫り、本尊として、光明寺と号したが、弘仁年間に空海(弘法大師)が留まって修行し現存の山号、寺号である東山繁多寺に改称したという。
一時後衰退するが、源頼義により再興され、1279年(弘安2年)には後宇多天皇のために聞月上人が、祈祷を行なっている。また、一遍上人も当寺で学問修行したと伝えられる。上人は後に「捨聖」として遊行し、1288年(正応元年)亡き父である如仏を偲び三部経を奉納している。
1394年(応永元年)には京都泉涌寺26世快翁師が後小松天皇の命を受け繁多寺第7世の住職に就き、以降1681年〜1684年(天和年間)の寵湖など高僧が相継いで住職となるが、寵湖は徳川家の帰依を得ることとなり、4代将軍家綱の念持仏三体の一つである歓喜天を祀られることとなった。将軍家の帰依を得たことで寺は一時は隆盛をきわめ66坊と末寺100余という大寺となる。
【2016年 逆打ち 車遍路】
嫁の実家の近くの札所です。
嫁が、小さい頃、よく遊んだ場所との事で、「懐かしい」を連発しておりました。
ココの駐車場も広くありません。
ちょうど到着した時に、大型バスが、方向転換していたこともあり、すぐに停めることが出来ませんでした。
山門 |
境内は、いい雰囲気。
正面が本堂、右が大師堂 |
本堂と大師堂で納経をして、納経所で御朱印を頂きました。
【2017年8月13日 歩き遍路】
繁多寺も、参拝者が少なかった。
広くない駐車場もガラガラ。
本堂 |
大師堂 |
歓喜天堂と鳥居 |
大師像 |
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