12番札所 焼山寺[しょうざんじ]

摩盧山 正寿院 焼山寺

本尊:虚空蔵菩薩
本尊真言:のうぼう あきゃしゃ きゃらばや おんあり きゃまり ぼり そわか
ご詠歌:後の世を 思へば恭敬 焼山寺 死出や三途の 難所ありとも

←11番 藤井寺

寺伝によれば大宝年間(701年 - 704年)、役小角(役行者)が開山し庵を結び蔵王権現を祀った。のちに空海(弘法大師)は、神通力を持ち火を吐いて村人を襲う大蛇がこの山に棲んでいることを聞き退治に向かった。大蛇は全山に火を放って妨害したので摩盧(水輪)の印を結びながら進むと、山頂の岩窟に閉じこもって抵抗した。そこで虚空蔵菩薩や三面大黒天に祈願するととうとう大蛇を岩窟の中に封じ込めることができたため、そのお礼に虚空蔵菩薩を刻んで本尊とし一寺を建立したという。

足利尊氏は本寺を祈願所とし、江戸時代には徳島藩主蜂須賀家の帰依を受けていた。

【2016年 逆打ち 車遍路】

「遍路転がし」と呼ばれる難所
ただ、今は車で行けるので、そんなに大変ではありません。
車道も横峰寺のほうが大変でした。


山門

本堂

大師堂

納経して、納経所で焼山寺と杖杉庵の御朱印を頂きました。

12番 奥之院


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