宝珠山 真言院 津照寺
本尊:楫取延命地蔵菩薩
本尊真言:おん かかかびさんまえい そわか
ご詠歌:法の舟 入るか出るか この津寺 迷ふ吾身を のせてたまへや
寺伝によれば、大同2年(807年)に空海がこの地を巡錫した際、山の形が宝珠に似ておりこの地が霊地であると感得し、宝珠に合わせ、一刀三礼して延命地蔵菩薩を刻み堂宇を建立し開創したという。『今昔物語集』には当寺が「津寺」の名で登場し、本尊地蔵菩薩の霊験が語られている。それは、「地蔵菩薩火難ニ値ヒ自ラ堂ヲ出ルヲ語ル」とあり、本堂が火災に遭ったとき本尊が僧に身を変え村人に知らせ難を逃れたという逸話である。また、慶長年間(1596年 - 1615年)に土佐藩主山内一豊が室戸沖で暴風雨に遭ったとき、どこからともなく一人の僧が現れて船の楫をとり無事に室津の港に着けて立ち去った。衣から垂れた水跡を辿っていくと本寺の本堂の前で終わっていた。そこで本尊を拝観するとその姿が濡れており、本尊の地蔵菩薩が僧に姿を変えて船を救ったことを悟った。このことから本尊を楫取地蔵と呼ぶようになったという。【2016年 逆打ち 車遍路】
津照寺の近くで、駐車場の看板はあるけど、分かりにくかったです。
結構、急な階段でしたが、登ってみると、そんなに大変ではありませんでした。
階段の途中に見てるのは、鐘楼門。
なんか竜宮城ぽい?
|
本堂 あまりお寺っぽくないです。 |
下る時に階段の上から、下を見ると、ちょっと怖かった。
階段の下に大師堂と納経所があります。 |
御朱印 |
コメント
コメントを投稿