7番札所 十楽寺[じゅうらくじ]
光明山 蓮華院 十楽寺
本尊:阿弥陀如来
本尊真言:おん あみりた ていぜい からうん
ご詠歌:人間の 八苦を早く 離れなば 到らんかたは 九品十楽
寺は現在地から北へ3kmほど奥にある、十楽寺谷の堂ヶ原にあったとされています。
弘法大師がこの地を巡教された時に阿弥陀如来を感得され、如来像を刻んだのが本尊として祀られたと伝えられています。
その際に弘法大師は「生・老・病・死」など人間に避けることの出来ない苦難を乗り越え、10の光明と、輝く楽しみが得られるように「光明山十楽寺」と寺の名を授けたそうです。
広大な七堂伽藍を誇っていましたが、天正10年(1528年)長宗我部元親による兵火で、全ての堂塔が焼失します。幸い、本尊は当時の住職が背負い難を免れたといわれています。
寛永12年(1635年)に現在地に移り再建されました。
明治時代になり本堂が再建され、大師堂、書院などを整え、平成6年には立派な木造の本堂を建立しています。
【2016年 逆打ち 車遍路】
山門 |
本堂 |
大師堂 |
御朱印 |
コメント
コメントを投稿