讃岐国一宮、83番 元札所、新四国曼荼羅 11番 田村神社

田村神社

讃岐国一宮
新四国曼荼羅霊場 11番
四国八十八ヶ所霊場 83番 元札所

主祭神:倭迹々百襲姫命

←10番 自性院

倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)
五十狭芹彦命(いさせりひこのみこと)【別名 吉備津彦命(きびつひこのみこと)】
猿田彦大神
天隠山命(あめのかぐやまのみこと)
天五田根命(あめのいたねのみこと)
を祭神とし、これを「田村大神」と総称する。

田村大神については、中世の書物では猿田彦大神や五十狭芹彦命のこととされ、近世には、神櫛別命・宇治比売命・田村比売命・田村命など様々で一定していない。社伝創建前は井戸の上に神が祀られていたことから、元々は当地の水神であったとする説もある。

社伝によれば、はじめは現在の奥殿の下にある定水井(さだみずのい)という井戸にいかだを浮かべて、その上に神を祀っていたが、和銅2年(709年)に行基によって社殿が創建されたという。
当初は義淵僧正によって大宝年間に開基された一宮寺と同一視(建物も同じ)されていたが、延宝7年(1679年)に高松藩主であった松平氏により分割された。後に一宮寺は別の地に移された。
延長5年(927年)に『延喜式神名帳』により名神大社に列格され、平安時代末から讃岐国一宮となった。明治4年(1871年)に国幣中社に列格した。

毎週日曜の午前中に朝市が開かれており、社脇の建物では讃岐うどんの店が開かれる。讃岐うどんは香川県の特産・観光資源として有名であるが「田村神社日曜朝市の讃岐うどん」は県内でも珍しい「神社で食べるうどん」として知られている。

さすが一宮だけあって境内は、かなり広い

表参道にある随神門

大鳥居の向こうに本社拝殿

本社拝殿
本社拝殿・奥殿は宝永7年(1710年)の造営で、春日造。奥殿は二重構造で前方は本殿に接続していて、神座があり、その床下に「定水井」と呼ばれる深淵がある。なお、現在、奥殿には垣根で近づくことができず鬱蒼と茂った木々でほとんど見ることはできない。拝殿は明治10年の再建で、入母屋造。


御朱印

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