59番札所 国分寺[こくぶんじ]

金光山 最勝院 国分寺

本尊:薬師瑠璃光如来
本尊真言:おん ころころ せんだりまとうぎ そわか
ご詠歌:守護のため 建ててあがむる 国分寺 いよいよ恵む 薬師なりけり

←58番 仙遊寺

天平13年(741年)、聖武天皇が発した国分寺建立の詔によって建立された諸国国分寺の一つである。寺伝では聖武天皇の勅願により行基が開創し、後に空海(弘法大師)が長期にわたって逗留し五大明王像を残したとされる。

史実としては、具体的な創建年は定かでないが、『続日本紀』には天平勝宝8年(756年)、伊予国を含む26か国の国分寺に仏具等を下賜したとの記載があり、この頃には完成していたものと思われる。

長宗我部元親の侵攻の際に焼き討ちにあって荒廃したが、後に再興される。焼き討ちの際に焼失を免れた多くの古文書によって律令制衰退後に国分寺の多くが荒廃していく中で同寺が伊予における仏教信仰の中心地として曲がりなりにも維持されてきたことが明らかになっている。

現在の境内は伊予国府のあった所とされ、かつての境内は東へやや離れた位置にあったとされる。寺の東方100メートルほどのところに塔の礎石が残されており、かつての国分寺東塔跡と認められている。

【2016年 逆打ち 車遍路】

国分寺は、香川の国分寺に続いて、2ヶ寺目
四国四県の国分寺は、全て88ヵ所の札所です

写真の「薬師の壺」には体の部位が記されていて、真言を唱えながら体の悪い部分に触れると治癒する伝わっているそうです
自分は、最近、肩が痛いので、肩にしました
「おん ころころ せんだり まとうぎ そわか」

↓本堂と大師堂

納経して、納経所で御朱印を頂きました。


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