21番札所 太龍寺[たいりゅうじ]
舎心山 常住院 太龍寺
本尊:虚空蔵菩薩
本尊真言:のうぼう あきゃしゃ きゃらばや おん あり きゃまり ぼり そわか
ご詠歌:太龍の 常にすむぞや げに岩屋 舎心聞持は 守護のためなり
弘法大師の24歳での著作である三教指帰の序文に「阿國大瀧嶽に…勤念す」と記されており、大瀧嶽は現在の大竜寺山であると考えられている。
19歳で都の大学での学問に見切りをつけて修行に入った弘法大師が、現在の境内の600m ほど西にある舎心嶽の岩上で百日間の虚空蔵求聞持法を修したとされる。山号はその舎心嶽から、寺名は修行中の空海を守護した大龍にちなんでいる。
延暦12年(793年)に桓武天皇の勅願によって堂塔が建立され、空海が虚空蔵菩薩像などを刻み安置したと伝えられている。
皇室や武家からの信仰が篤く寺勢は栄えたが、天正年間(1573年 - 1592年)に長宗我部元親の兵火によって焼失し衰退、その後も復興と荒廃を繰り返すが徳島藩主蜂須賀家の保護によって再建される。
【2016年 逆打ち 車遍路】
ロープウェイ 1人2470円もしますが、2山越えるので、十分価値は有ります
ロープウェイを降りるとこんな感じ
本堂 |
多宝塔 |
大師堂 |
納経所の方にある鐘楼門 |
御朱印 |
舎心ヶ嶽の御朱印も頂けるようですが、行ってないので、遠慮しました。
【2017年12月9日 歩き遍路にて】
鶴林寺からの歩きの場合は、ロープウェイ乗り場とは逆方向の仁王門から境内に入ります
仁王門 |
仁王門を越えて、長い参道が続く |
参道の途中にある北舎心嶽は梯子で登る
北舎心嶽 |
護摩堂 |
納経所の手前に龍天井の案内看板
龍天井 |
納経所の前を通り、鐘楼門へ。
階段の上に多宝塔
本堂 |
橋の向こうに大師堂。
高野山の奥の院のような風景。
大師堂の手前左に、中興堂:長範僧正(第4世・平安後期)と亮山僧正(第22世・江戸前期)を祀っている。
大師堂 |
中興堂 |
大師堂には、奥殿の道標
納経所の横の休憩所に、いわや道の記事が貼られていた。
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