歩き遍路 13日目【日帰り】 JR上宇和駅→別格7番 出石寺→JR西大洲駅

JR上宇和駅[9:00]

ヘンロ小屋49号 ひじ川源流の里)10:30]

札掛大師堂[12:00]

別格7番 出石寺[16:45]

JR西大洲駅[19:25]

歩き遍路 13日目 YAMAP

←別格6番 龍光院~41番 龍光寺~43番 明石寺

→JR伊予平野駅~別格8番 十夜ヶ橋~JR内子駅

おすすめの宿
ときわ旅館:愛媛県大洲市中村629(TEL 0893-24-3634)

移動時間: 6:57:52
停止時間: 3:13:05
距離: 39.70 km
平均: 時速 5.70 km
最高スピード: 時速 10.42 km
登り: 1820 メートル
降り: 2016 メートル
歩数:55,044歩
累計移動:351.67km

前回、打ち止めしたJR上宇和駅から再開。
国道56号線を横切って、歩き遍路道に戻る。
歩き遍路道は、国道56号線と平行して進む。

ここで、一度、大きい通りから外れるが、すぐに戻る。
国道56号線に出る。
しばらく、国道56号線を歩く。
国道56号線沿いの風景。
稲刈り前の田んぼが広がっている。
国道56号線から分かれて、ここを斜め右方向へ
ここを右に進むが、結局、国道と合流。
国道は、左に曲がるが、遍路道は直進。
途中に、飛鳥城跡の案内看板があった。
じわじわ上りながら古い町並みの中を進む。
卯之町のように整備されてなく、人が住んでない感じの家もあるようだが、これはこれで良い。
ここで、国道と分かれるが、すぐに国道に戻る。
国道沿いにある酒六冷蔵(株)宇和工場の社員休憩所が、お遍路さんには無料で解放されている。
すぐ先にヘンロ小屋があるので、パスした。
ココから、国道は、登り坂。
登り始めて、すぐに向こうにヘンロ小屋が見えてきた。
ヘンロ小屋49号 『ひじ川源流の里』
同世代の通しのお遍路さんが一人、休憩中。
しばし、休憩しながら、情報交換。
彼も松尾峠で、道に迷って、引き返して、正しい道を発見したみたい。
どうも道を見失ったと思った場所は、自分と同じ場所。
引き返した彼は正しい道を発見して、そのまま勘で進んだ自分は1時間近く山中を彷徨うことに。
道を見失ったと思ったら、引き返すことが大事。
ヘンロ小屋を出発して、鳥坂トンネルを通る場合は、国道をそのまま進み、鳥坂峠を越える場合は、ココを左折。
鳥坂トンネルは、遍路道ので一番危険なトンネルと言われてる。
白線だけで区切られた細い歩道を歩く横を大型車が、けっこうなスピードで通過する1km以上あるトンネル。
しかも、地元の車を運転手以外は、このトンネルが遍路道であることは知らないと思う。
自分も生まれも育ちも愛媛で、このトンネルは何度も通ったことがあるが、このトンネルが遍路道だということは、歩き遍路を始めるまで知らなかった。
というわけで、自分は左折。
一瞬、迷ったが、歩き遍路の道標を発見。
ここは大きい通りではなく直進。
左に進み、川を渡る。
遍路道は左の坂を登る。
見上げると上に休憩所。
坂を登り、道が細くなるところに、鳥坂番所跡。

山道を、グングン登っていく。

途中、舗装路を横切る。
「四国のみち」の道標。頂上っぽい。

ここから、道幅は広くなり、ダラダラと下っていく。
途中、「四国のみち」の道標があり、「日天社」

少し寄り道してて日天社を見てみる。
未舗装の車道に出る。

途中、細道を下り、舗装路に出る。
トンネルのバス停に出る道との分岐点。
ここは、直進。
道からの景色。
ここを左折して、札掛大師堂へ。
左折すると道はこんな感じ。
札掛大師堂(札掛山仏陀懸寺)
寺にはかつて代々住職さんが住んでいたが、先代の住職の死後、20年近く後を継ぐ人もなく寺は荒れ果て、廃寺寸前に。
その後、平成8年11月、重度障害者である1人のお遍路さんが堂守としてこの寺に住み始め、托鉢で得られるわずかな収入だけを頼りに、独力で仏陀懸寺を修理復興しようとした。
彼の熱意は、次々通りかかる遍路の共感を呼び協力の輪が広がり、2年ほどかけてようやく復興の目途が立ったところで、彼はその場所にとどまることなく、次なる修行を求めて遍路の旅に出た。
でも、それから17年経った、今は、こんな状態。
札掛大師堂を下りてきて、国道56号線の方に進む。
国道56号線に出てすぐに、国道をそのまま進むコースと歩き遍路道へ進むコースの2コースの分岐点になる。
国道を進むコースには休憩所があるが、歩き遍路道を選択。
ただ、自分的には失敗。
歩き遍路道と言っても、ずっと舗装路された車道を進むだけだった。
歩き遍路道は、自動車道のトンネルの上を通る。
ここで、いきなり、歩き遍路道の道標。
細道を進む。
こんな感じ。
が、すぐに道標を見失ってしまう。
目指すトンネルと地図上の自分の位置は、把握できているので、地図を見ながら進む。
別格7番 出石寺に向かう国道197号線の「大洲西トンネル」
歩き遍路で初めてトンネルの中を通る。
距離は1kmあるが、歩道が、ちゃんとあるので危険は感じなかった。
トンネルを抜けたところで、県道259号線の方に右折。
少し進んだところで、左の川を渡り、県道沿いに進む。

しばらく道なりに進み、「平地番地跡」のある三差路を左折。
JRの線路を横切り、しばらく進み、橋を渡るところで、歩き遍路の道標。
ここで、車道メインの「瀬田道」と歩きメインの「地蔵越」が分かれる。
「瀬田道」は、直進。「地蔵越」は右折。
自分の選択は、右折。
川沿いの舗装路を進む。
所々に分岐があるが道標があるので、迷うことはない。
未舗装の車道に変わった後、歩き遍路道の分岐。
左上に登っていく。
分岐後は、こんな感じ。
しばらく進むと未舗装の車道になる。
歩き遍路道の分岐。
遍路道は、右の白い木の道標。
危うく見落とすところだった。
石積みの壁のある遍路道を進む。
遍路道は、車道を横切り、向こう側を登る。
墓地を横切りながら進む。
墓地の一角に、こんなモノも
未舗装の車道に出て、しばらく進む。
歩き遍路道の分岐。
右方向へ。
歩道だが、道幅が広めで歩きやすい。
舗装された車道に出る。
右方向へ。
歩き遍路道は、左上に登っていく。
ここで、道標を見逃しかけた。
遍路道は、180度ターンして、右上へ。
この後、舗装された車道に出るが、ドンドン下る。
折角、登ってきたのに・・・
車道の三差路の真ん中に、直進する登山道。
登山道を3km進むと出石寺。
登山道は、よく整備されていて歩きやすい。
蜘蛛の巣、アブ・ブヨも少なく気持ちよく歩けた。
出石寺近くの真っ直ぐの登山道。
ひたすら、真っ直ぐ登っていく。
境内下に現れた石仏、地蔵群。
45番 岩屋寺と似た風景。

いきなり、駐車場にある大師像が見てくる。
遍路道は、大師像の横に出てくる。
出石寺に到着したのは、16時45分。
ここは、標高812m。
よくよく考えたら、横峰寺よりも高い。

四国別格二十霊場 7番 出石寺

出石寺からの下りの風景。
18時を過ぎると辺りは暗くなり始め、18時30分頃には、車道の白線を頼りに歩くほどに。
途中、ショートカットする形で、遍路道があるが、一度、踏み入れたモノの道標が分からないほど位ので、引き返して車道を進む。
18時を過ぎて、歩くのは危険だと言うのがよく分かった。
19時20分に西大洲駅に到着。
19時40分のJRに乗り、車を置いている上宇和駅まで行き、帰路につく。

コメント

このブログの人気の投稿

TOP PAGE

自転車遍路 まとめ

四国一周サイクリング 2nd 8日目