70番札所 本山寺[もとやまじ]
七宝山 持宝院 本山寺
本尊:馬頭観音菩薩
本尊真言:おん あみりと どはんば うん はった そわか
ご詠歌:もとやまに 誰が植えける 花なれや 春こそたおれ 手向けにぞなる
寺伝によれば、大同2年(807年)、平城天皇の勅願寺として、空海(弘法大師)が自ら刻んだ馬頭観世音菩薩像を本尊、阿弥陀如来と薬師如来を脇侍として開創し長福寺と称したという。この時、本堂はわずか一夜でできたという「一夜建立」の伝説がある。
中世には寺領2000石、24坊を持つ大寺となって栄えた。
天正年間(1573年 - 1593年)、長宗我部氏の戦により讃岐国の主要寺院の大半は兵火を受けた。当寺も例外ではなく諸堂を焼失したが、境内に攻め入る兵士を斬られながらも止めようとする住職を振りきり攻め入った兵士が、本堂内陣の厨子を開いたところ阿弥陀如来の体から血がしたたり落ちるのを見て驚き、本堂(国宝)と仁王門(重要文化財)は焼かずに撤退したという。その阿弥陀如来は「太刀受けの弥陀」と呼ばれる。 その後、江戸時代には領主の生駒氏と京極氏により再興され、天保年間(1830年から1844年)には本山寺と改称された。
【2016年 逆打ち 車遍路】
4ヶ寺目 前回、71〜73番札所を終わらせていたので、飛んで、70番札所 本山寺。
本堂と大師堂で納経して、納経所で御朱印を頂きました。
【2018年 歩き遍路】
歩き遍路の時にも駐車場側の山門から入る
本堂 |
五重塔の改修工事は終わってた
大師堂 |
横の山門から出る
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