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四国一周サイクリング 3rd 9日目(八幡浜→松山)

四国一周サイクリング 最終日(9日目) 今日は、八幡浜から松山の約70kmを移動 朝から雲行きが怪しく、向かい風の中をひたすら進んでいく。保内を越えたあたりで、ついに雨がパラパラと降り出した。 長浜まで来ると雨は止んだものの、相変わらず向かい風が僕の行く手を阻む。前回は終始追い風に恵まれて快調に飛ばせたけれど、今回はなかなか骨が折れる道のりだ。 スタンプスポットである「道の駅 ふたみ」でスタンプを押し、少し休憩をとる。その後、松山へとペダルを回し続け、昼過ぎには無事に自宅へ帰還。これにて、四国一周サイクリングを完走した。 前回のE-BIKEでのシコイチと比べてみると、ロードバイクにはアシストがない分、車体の軽さとギアの多さでそれをカバーすることになる。結果として、どちらも「しんどさ」はほぼ同じくらいだと感じた。 ただ、今回は一度も膝が痛くなることがなかった。身体へのダメージという点では、ロードバイクの方が少ないのかもしれない。

四国一周サイクリング 3rd 8日目(宿毛→八幡浜)

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四国一周サイクリング 8日目 宿毛から八幡浜まで、約100kmの道のり。今日のメインイベントは、吉田町を過ぎてから待ち受ける法華津峠。 トンネルを抜けても抜けても終わりのない登りが続く、あの難所。 朝から空は晴れ渡り、絶好の自転車日和だった。宿毛から宇和島までのルートは、リアス式海岸特有の地形のせいか、登りと降りが容赦なく繰り返される。 まずはスタンプスポットである道の駅「みしょうMIC」に立ち寄った。少し驚いたことがある。スタッフたちはパイプ椅子に座って仕事をしていたのに、訪問者が腰を下ろせるベンチが一つも見当たらないのだ。何か独自の事情があるのだろうか。 名物の「愛南ゴールドソフト」を買ったものの、結局は縁石に腰を下ろして、寂しく味わうしかなかった。 気を取り直して、次の道の駅「うわじま きさいや広場」へ向かう。これまで二度訪れたときは選挙演説の真っ最中で、人でごった返していた場所だが、今日は嘘のように静かだった。 おかげでゆっくりと羽を伸ばすことができた。シコイチのジャージを着ていたおかげか、ロイズのチョコソフトを50円引きにしてもらえる嬉しいサプライズもあった。 「きさいや広場」を後にし、いよいよ法華津峠へ。重いペダルを漕ぎ始めると、タイミングよく空が曇り始めた。おかげで暑さが和らぎ、幾分楽に登れたのはラッキーだった。 峠を越えてしまえば、あとは下り基調の道が続く。 道の駅「どんぶり館」でスタンプを押し、最終目的地である道の駅「八幡浜みなっと」で本日最後のスタンプをゲット。今夜の宿であるハーバープラザホテルへと向かった。 ハーバープラザホテル 愛車はホテルのロビー内に保管してもらうことができたので、安心感が違う。 いよいよ明日は最終日。シコイチのスタンプラリーも、残るは道の駅「ふたみ」ただ一つだ。  

四国一周サイクリング 3rd 7日目(中村→宿毛)

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四国一周サイクリング 7日目 今日は、中村から宿毛までの約110kmを移動 昨日とは打って変わり、窓の外には見事な晴天が広がっている。いや、晴天というよりは、朝から肌にまとわりつくような蒸し暑さが、今日もまた過酷な一日になることを予感させていた。 少し早起きして、ホテルのバイクガレージに足を運び、まずは愛車のメンテナンスから始める。昨日は一日中雨に打たれ続けたせいで、フレームもチェーンも泥だらけだ。丁寧に汚れを拭き取り、注油を施す。昨日の終盤、ギヤ周りから怪しい異音がしていたが、オイルが浸透すると、嘘のようにスムーズな回転を取り戻した。 今回のルートは、足摺岬をあえてパスし、ずっと憧れていた柏島を経由して宿毛へ向かう。 まずは四万十川の下流沿いを走り抜け、一山越えて海岸線へと出る。 やがて道は海から離れ、木々に覆われた静かな山道へと姿を変える。足摺岬が近づくにつれ、こうした鬱蒼とした森のような景色が増えてくる。 途中の大岐の浜では、サーファーたちが気持ちよさそうに波と戯れていた。 土佐清水の分岐で、あえて足摺とは逆の竜串方面へ向かう。道の駅「めじかの里 土佐清水」でスタンプを押し、この暑さに負けて文旦ソフトを口にした。冷たい甘みが乾いた喉を潤す。 そこから一山登り、いつも休憩する叶崎展望台へ。 頂上で一息つき、再び走り出す。大月へ向けて、じわじわと標高を上げていくダラダラとした登り坂は、地味に体力を削ってくる。 道の駅「大月」の手前で、私はオフィシャルルートを外れ、柏島へと続く道に入った。分岐した直後の急勾配を一気に駆け下り、さらに一山を越える。戻りも同じ道を通らなければならないと思うと少し複雑な気分だが、そんな憂鬱も、柏島に到着した瞬間に吹き飛んだ。 晴れ渡る空の下、透き通った海。ひと山越えてまで来る価値は十分にあった。 残念ながら今日は風が強く、あの有名な『海面に船が浮いているように見える』絶景には出会えなかったが、この透明度だけで胸がいっぱいになる。 写真を撮りながら大月へと引き返す。頻繁に足を止めて撮影できるのは、自転車旅ならではの特権だ。 車で来ている観光客たちが停める場所を探しながら写真を撮っていた 道の駅「大月」まで戻り、スタンプを押した後は、ソフトクリームが乗った苺のかき氷でクールダウン。これだけ暑いと、もはやソフトクリームよりもかき氷の冷たさが...

四国一周サイクリング 3rd 6日目(須崎→中村)

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四国一周サイクリング 6日目 今日は、須崎から四万十経由で中村までの約130kmを移動 朝から雨が降っていた。 ホテルの窓越しに外を眺めていても、雲が切れる気配は一向にない。小降りになるのを待ち、時計の針が9時を回ったところで、重い腰を上げて出発することにした。 前日、スタンプスポットである道の駅「かわうその里 すさき」には立ち寄ってスタンプを押してあった。そのままスルーし、降りしきる雨の中、七子峠を目指してペダルを漕ぎ出す。 不思議なものだ。なぜかこの峠を越えるとき、いつも雨に見舞われる。 今日の宿泊地の中村に辿り着く頃には、自転車はいつも泥だらけだ。 峠を越えた先、ひっそりと佇む廃業したガソリンスタンド。その錆びついた軒下を借りて、しばらく休憩。 スマホを開き、雨雲レーダーを確認する。雨雲レーダではまもなく消え去る予報だ。それを信じて、次のスタンプスポットである道の駅『あぐり窪川』に向けて再び走り出すと、予報通りに雨が上がった。どんよりとした空を見上げ、心の中で小さくガッツポーズを決める。 『あぐり窪川』に到着し、無事にスタンプをゲット。 しかし、四万十川に沿って伸びる国道381号線に入り、次の目的地である道の駅『四万十大正』を目指し始めた途端、顔にぽつぽつと冷たいものが当たり始める。また小雨だ。山の天気は本当に気まぐれで、ため息が出そうになる。 視線を横にやると、日本最後の清流と謳われる四万十川が広がっている――はずだった。昨日からの大雨をたっぷりと吸い込んだ川は、清流どころか凄まじい勢いの濁流と化している。名物の沈下橋も、今にも文字通り水の中に沈んでしまいそうなほど、茶色い水面がすぐそこにまで迫っていた。 せっかくの四万十川サイクリングだというのに、景色を楽しむ余裕なんてどこにもない。私はただ、修行僧のように黙々と、ただひたすらに前だけを見つめて走り続けた。 「四万十大正」を過ぎると、次は「四万十とおわ」、そして「よって西土佐」と、スタンプポイントの道の駅を巡る。 休憩のたびに雨雲レーダーを確認する。画面上の予報は「もうすぐ雨は上がる」と示しているのに、現実は非情だ。空を見上げても、雨脚は一向に弱まる気配を見せない。 結局、四万十市中村のホテルに到着するまで、雨は止むことなく視界を奪い続けた。慣れない雨中のライドと、終わりの見えない空模様に、体よりも先に...

四国一周サイクリング 3rd 5日目(室戸→須崎)

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四国一周サイクリング 5日目 今日は、室戸から須崎までの約120kmを移動 朝、目を覚ますと、窓の外では容赦のない雨が叩きつけていた。 天気予報を気にしながら少し様子を見る。目的地である道の駅【キラメッセ】はここから5km先にあるが、オープンは10時と遅めだ。幸い、しばらくすると雨脚が弱まってきた。時計に目をやり、9時を過ぎたタイミングで愛車に跨り、ペダルを漕ぎ始めた。 【キラメッセ】に到着したのは9時30分頃のことだ。まだオープン前だったが、ありがたいことにスタンプは屋外に設置されていた。開店を待つ手間が省け、幸先の良いスタートを切ることができた。 幸運にも、出発する頃には雨も完全に止んでいた。気分を良くしてペダルを漕ぎ、そのままの勢いで次のスポットである【田野駅屋】、そして【大山】へと向かう。 【大山】に着くと、建物は静まり返っていた。秋分の日の翌日で、休業日のようだ。しかし、ここも運良くスタンプが外に出してあり、難なく目的を果たすことができた。 ふと案内板に目を向けると、近くに夕焼けの名所「サンセットリング」なるものがあると書かれていた。少し惹かれはしたが、今の私に恋人たちが集う場所は少々眩しすぎる。苦笑いを浮かべ、私はその場所を横目に、ただ先へと進むことにした。 【大山】の地を背にしてペダルを漕ぎ出し、安芸市の街並みを抜ける。 これから進むのは、 「高知安芸自転車道」 。 かつて線路だった場所を整備して造られたその道は、かつての轍をなぞるように伸びている。 車を気にすることなく、自分だけのペースで走り続けられる適度な道幅。心地よい海風を感じながら進むと歩き遍路の姿があった。自転車のタイヤを転がす私と、一歩ずつ地面を踏みしめる歩き遍路。同じ道を共有しているという事実に、不思議な一体感を覚える。 サイクリングロードを駆け抜けていくと、道の駅【やす】の少し手前で 手結港可動橋 が アスファルトの道路を持ち上がげているところだった。その独特な光景に思わず自転車を止め、しばしその様子を眺めていた 「やす」でスタンプを押し終え、私は即座にスマートフォンの画面を覗き込んだ。 次の目的地は桂浜だ。しかし、そこへ至るには浦戸大橋を渡らねばならない。あの橋は路肩が極端に狭いうえ、交通量も多く、自転車で走るにはあまりに危険だ。私は安全策をとり、 種崎渡船 を利用して迂回するこ...

四国一周サイクリング 3rd 4日目(小松島→室戸)

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 四国一周サイクリング 4日目 今日は、小松島から室戸までの約130kmを移動 今日は、距離がそれなりにあるうえ、郊外ゆえに通学・通勤ラッシュの影響も少ない。私は少し早めの8時、ホテルを後にした。 この先は片側2車線と立派な道幅の割に交通量は少なく、路肩も広いため、国道55号線を進む。ペダルを回し、しばらく軽快に進んでいく。 スタンプスポットである道の駅「公方の郷 なかがわ」は、確か反対車線側だったはず。どこで横断しようかと考えながら走っていたら、不意に左手にその姿が現れた。思わず通り過ぎそうになり、急停車する。時刻は営業開始の9時少し前。喫煙所で一服しながら時間を潰していると、地元のサイクリストが声をかけてきた。しばし自転車談義に花を咲かせる。やがて道の駅が店を開いたため、彼に別れを告げ、スタンプを押して再び走り出した。 阿南市の市街地を抜け、JR阿波福井駅を越えたあたりから、道は徐々に勾配を増していく。昨晩YouTubeで学んだ腹式呼吸を意識し、深く息を吐きながらペダルを踏み込んだ。 前回の記憶では、高速道路の入り口までは登りが続き、そこから先は下り基調だったはずだ。だが、実際に走ってみると、入り口を過ぎても容赦なく登りが続いている。自分の記憶がいかに曖昧なものかを痛感し、苦笑する。それでも、前回はあまりの辛さに高速手前の遍路小屋で休憩を余儀なくされたが、今回は余裕がある。そのまま小屋をスルーし、登坂を続けた。 勾配が5%を超えるとE-BIKEの恩恵を感じるが、5%未満の緩やかな坂なら、ロードバイク特有の軽さの方が身体に馴染むのかもしれない。 星越峠を越え、下り坂に差し掛かったところで雨がパラつき始めた。 23番札所・薬王寺の近くにある道の駅「日和佐」でスタンプを押していると、空が急変し、大粒の雨が叩きつけてきた。私はすぐさま店内に避難し、腹ごしらえをしながら雨が止むのを待つことにした。 やがて空が明るくなり、小雨に変わったタイミングで出発する。濡れても寒さを感じない今の季節を選んで正解だった。 「日和佐」を出てすぐ、南阿波サンラインへの分岐点がある。しかし今回はパスだ。前回走った際、車やバイクが猛スピードで追い抜いていくのが怖かったし、アップダウンも多く、正直あまり楽しい道とは言えなかったからだ。 ここからは遍路道と同じコースを辿る。道中、10人ほ...

四国一周サイクリング 3rd 3日目(高松→小松島)

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3日目は、高松から徳島を通過して小松島までの約100kmを移動 平日の朝、通勤・通学の喧騒が落ち着くのを待って、9時過ぎにホテルを出発した。 東かがわ方面へペダルを漕ぎ出す。まずはスタンプスポットである道の駅【源平の里むれ】でひと休み。そこで、久しぶりに「シコイチジャージ」を着たサイクリストに出会った。そういえば、1日目に道の駅【風和里】で見かけて以来、ずっと見ていなかったな。その方は「シコイチジャージの人に出会うのは初めてだ」と嬉しそうに語っていた。今日中に日和佐まで行くと言っていたけれど、なかなかの距離がある。無事に辿り着けただろうか。 【源平の里むれ】を後にし、淡々と海岸沿いを進んで、津田の松原を目指す。 道の駅に寄る前に、松原の砂浜で海を眺めて一息ついた。 今回は鳴門スカイラインをルートから外していることもあり、距離も獲得標高も控えめだ。心に余裕を持って、のんびりと旅路を味わう。松原の景色を堪能してから【津田の松原】へ向かい、スタンプを押す。「神山 すだちサイダー」で喉を潤しつつ、ふと思う。今日立ち寄った道の駅はどこも自転車乗りを歓迎してくれる雰囲気があって、同じ香川県内でもこうして印象が違うのかと、少し不思議な気持ちになった。 道の駅【津田の松原】から松原の中を通って、鳴門方面へ。 途中、歩き遍路をしていた時によく利用した引田駅の姿に驚かされた。建て替えられて、すっかり綺麗になっている。時の流れを感じつつ、鳴門へ。今回はルートを変えて進んでいるおかげで、以前NHKの番組で前園さんが走っていた道も、偶然川の対岸に見つけることができた。 ルートを変えれば新しい顔を見せてくれる。サツマイモ畑や、のどかな川沿いのサイクリングロード。予期せぬ景色との出会いは、旅を一層色鮮やかにしてくれる。 徳島の市街地に入ると、歩道や横断歩道に自転車専用の通行帯が整備されており、驚くほど快適に走ることができた。 今日の宿、 ホテルAZ 徳島小松島店 に到着した時、ふと見覚えのある景色が目に入った。以前訪れた四国八十八ヶ所霊場・第18番恩山寺の奥の院、金磯弁財天の近くだったのだ。こんな場所で再会するとは、不思議な縁を感じる。 フロントで雑巾を借りてタイヤを丁寧に拭き、相棒を部屋へ連れ込む。前回は1階だったが、今回は5階。エレベーターに自転車を乗せて部屋まで上がった。 館内は全室禁...