新四国曼荼羅 49番 伊豫稲荷神社

伊豫稲荷神社

新四国曼荼羅霊場 49番

主祭神:宇迦能御魂大神、爾々芸命、伊邪那美命、菊理比売命、大宮能売命
社格等:県社
所在:愛媛県伊予市稲荷1230

←48番 称名寺

弘仁年間、伊豫国司が山城国伏見稲荷社より御分霊を勧請し祀ったと伝承される。
仁平3年、朝廷より山城国稲荷社の荘園として認可を得て、氏子地域は「山崎の荘(やまさきのしょう)」と称された。
河野通有は、弘安の役での軍攻に対して朝廷より賜った「山崎の庄(やまさきのしょう)」を守護神大三島宮(今の大山祗神社)に寄進。以来、河野一族の篤い崇敬があった。
江戸時代、大洲新谷両藩の祈願所として仰がれた。
神仏習合の時代、参道には谷上山宝珠寺より十二坊が建ち並んでいた。神社の祭典の斎主を一つ一つ僧侶が行い始め、最後に残る例大祭も同様になるに及び、神主星野右京太夫は宝珠坊へ談判に行き「唯一神道」を唱え僧侶を追い払った。当神社は明治時代の神仏分離より約220年早く、元来の「唯一神道」の形へ戻った。

享和2年、朝廷より「正一位」の御神威を賜る。明治4年に郷社になり、昭和八年に県社に昇格。昭和45年、楼門が県の指定文化財に指定された。





御朱印

 

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