蘇州観光

出張中の休日に、蘇州を観光してみました

宿泊しているシタディーヌ星海 蘇州から星海広場まで歩いて、地下鉄とバスを乗り継いで、除夜の鐘で有名な寒山寺へ向かいます

中国では基本的にGoogleマップが使えないので、百度地図を使います

Googleマップのように目的地を入れて、乗換案内等を検索することも出来ます

↓星海公園から寒山寺までを検索した結果

↓地下鉄1号線、バス

蘇州の地下鉄は、6kmまでは2元、6〜11kmが3元という具合に激安。バスも、1〜3元

寒山寺等の観光地を周遊するバスは5元でしたが、観光地だけを廻るので乗り換え等をあまり考えなくて良いから便利と言えば便利。ただ、観光地に近づくと道路も混むので、そういう意味では微妙かな

寒山寺

バスを降りて、少し歩くと、寒山寺の山門が見えてきて、人や車が増えてきました

↓寒山寺近くのバス停は観光地仕様になってました

武漢で製造されて近年完成した鐘を納めるために作られた専用の建物
で、どんな鐘かというと、銅の純度が高く、重さ108t、高さ8.5m、最大径5.2mの大型の鐘

鐘には「古寒山寺」と大書され、法華経が鋳されています
唐の詩人張継が「月落烏啼霜満天、江楓漁火対愁眠、姑蘇城外寒山寺、夜半鐘声到客船」と詠んだいわゆる「楓橋夜泊」の石碑
境内の入口の向かい側にあるチケット販売で入場券(20元)を購入
境内の入口になる照壁から中に入ります
境内に入って、右側に進むと弘法堂
一番楽しみにしていたのですが、閉まっていて、中に入ることは出来ませんでした
弘法大師(空海)も遣唐使として渡った時、寒山寺でも修行されているようです

本堂にあたる大雄宝殿には、釈迦牟尼仏
この写真を撮った後、警備の方から撮るなと注意されてしまいました
どうも撮影禁止だったようです
除夜の鐘が収められている鐘楼
鐘楼に入るには、境内の中で別チケット(5元)の購入が必要
(ただし、年末年始は金額がUPするようです)
入口の係員に見せて鐘が吊されている2階に上がります
この大鐘は、1906年に鋳造されたもので、鐘の高さは1.3m、口径1.24m、重さ約2t。この鐘を撞くと、42秒間も響き続けると言われていて、実際に鳴らすと、とても良い響きが続きました。
寒拾殿:金色に彩色された寒山と拾得の像がありました
玄奘三蔵が寒山寺で修業したことにちなんで屋根の上には孫悟空・三蔵法師・白馬・猪八戒・沙悟浄
境内の外からは入れなかった普明宝塔
1995年12月に建てられた高さ52メートルの木造の楼閣式仏塔
境内の中からは入れた

留園

蘇州には、中国四大名園の2つがあります

その内の1つの留園に寒山寺から観光バスに乗って移動しました
留園は建築物が多種多様で、奇石が多く、亭台や古木などの配置などで名高い庭園
規模は比較的大きく、総面積は約3万平方メートル以上で、中・東・西・北の4つに区切られていて、それぞれが違った特色があり、建築物群を利用して各景観を隔て、同時にまた格子窓を通して景観を相互に結び付けて、曲廊を設けて全園林の各部分をつなぎ合わせています
中部には、水池が中央にあって、小さな蓬莱島があり、曲橋を架け両岸と連接されています
池の周囲は土質仮山・明瑟(めいしつ)楼・涵碧山房(かんへきさんぼう)・聞木犀香軒・可亭・運翠閣・清風池館等を環らされています

北の庭は有名な冠雲峰・瑞雲峰・岫雲峰からなる「留園三峰」があって、その中の冠雲峰も北宋時代の花石綱の遺物であり、高さは約6.5m
「透(透き通る)・漏(光が漏れる)・痩(痩せ細る)」などの特徴を持つ
三峰の周辺には石を賞する場所として、浣雲沼や亭台楼閣などが建築されています


塘街

留園の後は、山塘街に移動

山塘街は、白居易が蘇州長官時代に蘇州城と虎丘をつなぐために作った水路の街
千年以上前の唐の時代に町が開かれた歴史ある地域で、市民にも大切に守られてきている歴史文化街区
運河に沿って古い蘇州の街並みを再現してあり、石畳の両脇にはお店がずらりと並んでます

やっと、東洋のベニスと名高い蘇州の風景を見ることが出来ました


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