新四国曼荼羅 55番 鳳彩寺
栄松山 鳳彩寺
新四国曼荼羅霊場 55番
宗派:曹洞宗
本尊:如意輪観世音菩薩
ご詠歌:父母の恵みも深き 鳳彩寺参りて拝む南無観世音
住所:高知県宿毛市小筑紫町伊与野474
宿毛湾を臨み、南へ下った小筑紫の山麓に天満宮がある。延喜元年(901)大宰府に配流となった菅燥道真公が漂着した。この勝緑に因んで社殿が造営された。地名の由来も筑紫野に依るという。
国道に沿った部野の集落に鳳彩寺がある。観音信仰を皷吹し、寺門興隆の萌芽が窺えた。地方にあって曹洞禅提唱の道場である。
寺号の起りは群馬県という。中世に高知市内へ移り、初代山内可氏の代に宿毛の地を与えられたようである。理由は定かでないが、始祖・伊賀氏の緑に依るものか,伊賀氏は美濃の豪族であった。道元禅師に帰依し、影のカとなった。可氏はその後胤で、山内一豊の甥にあたる。宿毛一国を支配した。
鳳は稀瑞の霊鳥、羽をひろげた彩は仏法の華である。境内にそれを見た。竃ノ神、荼枳尼天、如意輪観音を勧請し、中尊に釈迦牟尼如来を安置する。そして、仏の庭に百日紅が咲いていた
鳳彩寺までの道は、かなり狭かった
境内まで来るまで上がれるので、一度、山門から出て写真を撮った
山門 |
本堂 |
本堂の内部 |
御朱印 |
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