四国別格二十霊場 16番札所 萩原寺[はぎわらじ]
巨鼇山 地蔵院 萩原寺
四国別格二十霊場 16番
四国三十六不動尊霊場 28番
四国讃州七福之寺 辨財天
本尊:地蔵菩薩
御詠歌:尊くも 火伏をちかふ 地蔵尊 はぎの御山に 世を救ふらむ
香川県内有数の萩の名所である。「萩寺」とも呼ばれ、境内に24種、約2,000株の萩が植えてあり9月中旬から下旬に、いたるところで咲き乱れる。毎年その頃、当寺院を中心に周辺の、萩の丘公園、雲辺寺ロープウェイなどの会場で「萩まつり」が開催され、本堂で琴の演奏会や本堂前広場で茶会が行われる。
寺伝によれば、平安時代初期の大同2年(807年)空海(弘法大師)が建立したという。この時、空海は千手観音と地蔵の2体の菩薩像を刻んだといわれる。千手観音は四国八十八箇所六十六番雲辺寺に、地蔵菩薩は当寺院にそれぞれ安置したと伝えられていて、雲辺寺の前札所である。
開創から約100年後の延喜3年(903年)醍醐天皇の勅旨談義所となった。天慶2年(929年)朱雀天皇は讃州四箇談義所(他は、香西寺・無量寿院・極楽寺)の一か寺に定めた。
室町時代中期の応永年間(1394年 - 1427年)に真恵僧正が中興し、室町幕府の管領・細川勝元の祈願所となった。明応2年(1492年)の記録によれば讃岐、伊予、阿波に280余寺の末寺を従える大寺であったことが窺える。
【2016年 逆打ち 車遍路】
本日、唯一の別格。
別格16番札所 萩原寺。
本堂 |
駐車場も境内も広かったのですが、屋根の瓦が崩れそうになっている建物もあり、寂れた感じ。
八十八ヵ所と別格では、参拝者の数も全然違うので、収入は、かなり違うんだなと感じました。
本堂と大師堂で納経して、納経所で御朱印を頂き、珠を買いました。
別格の訪問数が少ない時、珠を買うのを忘れそうになります。
【2018年 歩き遍路にて】
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