新四国曼荼羅 25番 光厳寺

大悲山 光厳寺

新四国曼荼羅霊場 25番

宗派:高野山真言宗
本尊:十一面観世音菩薩
所在:愛媛県四国中央市金生町山田井1425

←24番 宗林寺

燧灘に面した川之江市の立地は、余生川の沖積平野が発達した所である。
奈良時代、既に都から伊予同府に通じる太政官道が敷かれ、宿駅が設けられてあった。一方、ここを起点に阿波、土佐へ至ったことから江戸期は天領となり、代官所の支配下にあった。この為、中央との文化交流は盛んで、光厳寺の誕生仏にその跡をみる。
昔は、これより約二丁ほど奥の寺ノ谷に在り、長福寺と称し ていた。
現在地へ移転したのは定でないが、説に長宗我部氏の兵火に遭ってからだという。寺史に初見するのは宝暦九年(1759)に遷化した宝厳上人を初代とする。
恐らく、中興開山だと思われるが、時代の変遷にあって古記録を失ったのが惜し まれる。
境内は山門から奥に、このほど見事な御堂が再建された。
本尊に十一面観音を安置。嚇灼とした信仰が窺える。

高速道路の橋脚の側を通りながら光厳時へ


本堂


大師堂


御朱印


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