新四国曼荼羅 31番 王至森寺
法性山 王至森寺
新四国曼荼羅霊場 31番
宗派:真言宗御室派
本尊:大日如来
所在:愛媛県西条市飯岡3021
寺伝によると、舒明天皇(じょめいてんのう・在位629~41)が道後温泉へ行幸の途中、燧灘で暴風雨に遭い、この時、森の中の寺で難を避けた故事に因み王至森寺と称したという。伝説に、森の木を大阪小松藩が御庫屋敷の建材に用いたところ、毎夜、帰りたいと泣くような音がするので川へ流した。月日を経て現在の戻川に流れ着いたことから地名に転じたという。鎮守法性大権現の別名は大威徳明王。牛に跨り、忿怒相を現す慈と威の像で篤い信仰があった。
山門の扁額「法性山」は小松藩三代一柳頼徳の筆跡である。一柳頼徳は名君と称せられ、当時三百諸侯きっての能筆家であった。裏山に西国三十三番札所があったが、最近境内へ移して祀っている。
山門 |
山門を潜ると、左に鐘楼右に本堂、正面に大師堂
本堂 |
大師堂 |
駐車場から見える「平和の塔」
御朱印 |
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