新四国曼荼羅 32番 極楽寺

九品山 極楽寺

新四国曼荼羅霊場 32番(阿弥陀三尊)
四国三十六不動尊霊場 23番(波切不動)

宗派:石鎚山真言宗
本尊:阿弥陀三尊・石鎚蔵王大権現
所在:愛媛県西条市大保木4-36

←31番 王至森寺

寺伝によると、西暦680年頃役の行者が石鎚山を仰ぎ見ることのできる龍王山に籠り、不動ヶ滝に身を清め修行をされ、阿弥陀三尊と三体の石鎚権現を本尊とする天河寺(てんがじ)を開基し、平安時代から室町時代に至るまで隆盛をきわめた。
ところが、室町時代末期になり、戦国の兵火で1350年天河寺は炎上、その時の住職行善大徳は、その弟子宥法師に天河寺の法灯を継続する地を探すよう命じ自らは遷化した。そして、宥法師は龍王山を仰ぎ見ることのできるこの地を探し出し堂宇を建立し極楽寺と名づけ法灯を守った。
その後、天河寺焼け跡から本尊であった三体の石鎚蔵王権現のうち中尊の「金剛蔵王権現」が掘り出され蔵王殿本尊として祀られた。
極楽寺になって二度の火災により寺宝も多く焼失したが権現像は守られ、現在に至るまで石鎚金剛蔵王権現の御前にて護摩焚きが朝夕行われている。
2014年失われていた両脇尊である「龍王吼(りゅうおうく)蔵王権現」「無畏宝吼(むいほうく)蔵王権現」が新調され三体が揃った。
明治時代神仏分離令により、石鎚権現を奉斎する石鈇山蔵王権現別当前神寺と石鈇蔵王権現社別当横峯寺が廃寺(その後復興)となった時に当山は廃寺とならず、石鎚信仰が続いてきた。

歩き遍路で石鎚山から63番 吉祥寺に向かっている時に前を通ったが、参拝する元気が無く、スルーしていた寺院。

四国三十六不動尊霊場は、コンクリートの建物のすぐ横だが、新四国曼荼羅霊場は、この階段の上
遠目からは、どこまで続いているのか木に隠れて見えない

近づいてみると、かなり続いてる・・・
登って分かったのが、階段の上に見える山門は、本堂までの中間地点

久々に息切れしながら登り切ると、正面に本堂

本堂




本堂から降りてきて、コンクリートの建物の廊下を進むと納経所がある



御朱印

  

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