新四国曼荼羅 34番 妙雲寺

石鈇山 極樂院 妙雲寺

新四国曼荼羅霊場 34番

宗旨:古義真言宗
宗派:高野山真言宗
本尊:大日如来
所在地:愛媛県西条市小松町妙口甲716

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妙雲寺は、天平5年(733年)に石仙菩薩により開基された。その後、空海が巡錫し如来応現の霊地として横峰寺の前札所と定めた。天文7年(1538年)に剣山城主黒川氏が蔵王権現を奉納した。隣接する石土神社は、神仏分離までは蔵王権現堂かつ妙雲寺の鎮守社であり、一体的に運営されていた。

江戸時代には小松藩主一柳氏の祈祷寺であり、第3代藩主の一柳直卿が「蔵王宮」の扁額を奉納している。

明治17年(1884年)、火災に遭い廃寺になったが、明治28年(1895年)に近隣の鶴来山大儀寺を移転して復興し、「前札旧跡大儀寺」とした。昭和32年(1957年)に石鈇山妙雲寺に復称している。昭和51年(1976年)には香園寺の本堂を移築した。

なお、妙雲寺は横峰寺の前札所で、横峰寺巡拝および石鎚山登拝への登山拠点かつ行者の前行懺悔礼拝所であり、かつては妙雲寺の参道を通って石鎚山に向かっていたが、昭和期に河口まで県道が通りバスが運行するようになってからは、ほとんどがそちらへ移ってしまった。

歩き遍路の時に前は通ったが、時間が早く参拝してなかったので再訪。




御朱印


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