新四国曼荼羅 35番 実報寺

聖帝山 実報寺

新四国曼荼羅霊場 35番

宗派:真言宗御室派
本尊:地蔵菩薩
所在地:愛媛県西条市実報寺甲758

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真実報いのある寺というので、実報寺といい、聖なる帝(信仰深い天王)の勅願による寺というので山号を聖帝山というこの寺は道後温泉に湯治に来られていた、舒明天皇の勅願により、紀元640年建立されました。戦乱の巻き添えをくって焼かれた後、現在の地に移転されましたが、当時の伽藍がいかに大きなものであったかは,現在も村のあちこちに残る地名(桜坊、仁王堂、古堂等)を見ればわかります。さらにその大きさに皆様が驚かれるのは、全長3メートルの御本尊地蔵菩薩です。

春になると境内は桜の花でおおわれます。中でも樹齢三百年あるだろうといわれる白い桜は、ひとあし早く花をつけ、若木にはない風情をかもし出します。1795年、俳人小林一茶は、伊予来訪の折、当寺を訪れ 「遠山と見しは是なり花一木」と詠み、東西十間、南北十二間の枝の広がりのある山のような桜の大木に感嘆しました。 




御朱印


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