四国別格二十霊場 9番札所 文殊院[もんじゅいん]

大法山 文殊院 徳盛寺

四国別格二十霊場 9番
伊予巡錫二十一霊場 15番
伊予七福神 毘沙門天

本尊:地蔵菩薩、文殊菩薩
御詠歌:われ人を すくわんための 先だつに みちびきたまう 衛門三郎

←8番 十夜ヶ橋

伝承によれば、西山興隆寺を開創した空鉢上人が八窪のある山中に寺を発祥し、徳盛寺と呼ばれていたが、平安時代初期の天長元年(824年)に空海(弘法大師)が文殊菩薩に導かれてこの地に逗留し文殊院と改めたと言われている。
当地の豪農であった衛門三郎が巡錫中の僧空海に無礼をしたがため、八人の子供が次々と死んでしまったため改心し、空海に懺悔をし詫びるため八カ年・二十一回の四国巡拝をしてやっと出会い、空海に来世は善い行いをしたいと願い命絶え、空海により伊予の国司に生まれ変わったという逸話のある寺である。
当寺はその後、衛門三郎の屋敷跡である現在地に移転されたと言われている。なお、衛門三郎が空海の後を追って四国を巡った旅が四国遍路の始まりとされている。

【2017年8月13日 歩き遍路】

八坂寺から文殊院までの道も、短い割に、歩きと車では、かなり異なる。

前回は、駐車場が一杯で、入るのに待ったほどだったが、今回はガラガラ。

境内には、自分ひとり。


本堂

大師像


御朱印


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