新四国曼荼羅 16番 松尾寺

象頭山 松尾寺

新四国曼荼羅霊場 16番

宗派:高野山真言宗
本尊:釈迦如来、金毘羅大権現

住所:香川県仲多度郡琴平町九七三

←15番 顕正寺

金毘羅とは、蛟竜などに訳される梵語「クンピーラ」の音訳で、実際にはワニであり、水神として尊崇された。
開山は大宝年間、神変大菩薩といわれ、その霊験あらたなることが天下に広まり、天平宝宇6年(762年)孝謙帝が勅使藤原実朝を遣わし、殿堂を建立された。
室町時代に至り、「讃岐のこんぴらさん」と全国的に有名になり、中興の開山金光坊宥盛法印に至って,天下の大伽藍となり、大衆進行はますます深くなった。
ところが明治維新の神仏分離の際に、排仏の悲運に遭遇し、一山六ヵ院中五院が排され、善門院一坊が山麓の現在の地に移り、法灯を継承している。
室町期の金毘羅大将、鎌倉期の釈迦如来,愛染明王,南北朝の弘法大師等々の諸仏が奉安されている。

絵画では、江戸後期の釈迦涅槃図は縦320×横756cmで横長の涅槃図では類を見ない。李朝の宮廷画家金弘道(ギムホンド)の作とも言われる大作である。

ちなみに、神仏分離の影響で、金刀比羅宮には、金毘羅大権現は祀られません


山門

本堂
御朱印


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