新四国曼荼羅 66番 地福寺

南前山 地福寺

新四国曼荼羅霊場 66番

宗派:真言宗御室派
本尊:大日如来
所在:徳島県三好市東祖谷菅生204

←65番 願成寺

室町時代頃までは日の丸山の中腹坊の久保にあったと伝えられている。
本尊は藤原期の作で町指定の文化財である。
また、南北朝時代の大般若経600巻(10巻を欠く)は県指定の文化財である。
また、この寺は平家伝説を持つ由緒ある寺院でもある。
元歴の頃、屋島の合戦に敗れた平国盛が安徳天皇を守護して地福寺に仮偶し、平家の赤旗二流を残して祖谷の谷に入ったと言われ、今に二流れの赤旗を秘蔵している。
更に南北朝時代、新田義治が此処に一時滞留し、やがて八ツ石城を築き、新田の森に館を建てて移って行ったと言われている。

なお、地福寺の住職は剣山園福寺の住職も兼ねて広く信仰を集めている。


山門

山門の前の階段下にある大師像


本堂




 

御朱印

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