新四国曼荼羅 14番 観音寺

綾艮山 観音寺

新四国曼荼羅霊場 14番

宗派:真言宗御室派
本尊:十一面観音菩薩
ご詠歌:誓ひおば 千尋の海に たとふなり 露もたのまば 数に入りなむ

住所:香川県坂出市高屋町879

←13番 鷲峰寺

観音寺は、崇徳上皇の菩提を祈るお寺で、本尊十一面観音は上皇生前の御念時仏

五色台山麓、坂出側からの登山口にある鳥居の向こうに高家神社(血の宮)

古代、高家首の一族がこの地に住み、その祖神・天道根神を勧請して氏神として祀ったことに始まり、依って「高家神社」と称していた。
長寛2年(1164)讃岐に流刑された崇徳天皇が薨去されたとき、棺を白峰に運ぶ途中、高屋村阿気の地に御棺を休め奉った時、俄に風雨雷鳴があり、御棺の臺石とした六角の石に血が少し滴り落ちていた。

葬祭の後、村人は畏んで天皇の神霊をこの社の相殿に奉斎し、その血の滴った臺石を高家神社社内に納めたのが、この社が「血の宮」と称される由縁。


随神門
「崇徳天皇 高家神社」の額が架かっている

階段の上が高家神社の拝殿

高家神社の境内の手前、左側に観音寺の山門
山門の向こうに見えるのが本堂


本堂

ちょっと珍しい三面大黒天が祀られており大黒堂の前衛の天井には見事な龍の絵が描かれている



御朱印


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