28番札所 大日寺[だいにちじ]
法界山 高照院 大日寺
本尊:金剛界大日如来
本尊真言:おん ばざらだどばん(金剛界)
ご詠歌:露霜と 罪を照らせる 大日寺 などか歩みを 運ばざらまし
寺伝によれば天平年間(729年 - 749年)に聖武天皇の勅願により、行基が大日如来像を刻んで堂宇を建立して開創したという。
弘仁6年(815年)に空海が楠の大木に爪で薬師如来像を彫って荒廃していた本寺を復興したとされる。
慶長年間(1592年 - 1615年)から土佐藩の祈願所となり栄えたが、明治に入って神仏分離令によって廃寺となったが、大日堂と改称した本堂に本尊を安置していたので助かった。
その後、明治17年(1884年)再興された。
奥の院の爪彫薬師は首から上の病に霊験ありとされ、平癒を祈る参拝者が跡を絶たない。
願いが叶うと穴の開いた石に氏名、年齢、快癒した身体の部位を書き奉納する習わしとなっている。
【2016年 逆打ち 車遍路】
朝一番に国分寺と善楽寺は行ったので、大日寺
山門 |
本堂 |
大師堂 |
御朱印 |
【2018年3月11日 歩き遍路にて】
石段の途中に立つ山門
さらに上って行くと左に鐘楼が、右に手水場がある
奥に進むと右手に地蔵堂(六角堂)、左に大師堂があり、正面奥に本堂が建つ
平成9年再建、釘を使わず木組みで造られている。土日のみ本堂の外陣に入って参拝ができ、前立本尊を拝顔できる。
大師堂
昭和59年改修。大師像は土佐2代藩主山内忠義が寄贈したといわれる。大師像を拝顔できる
地蔵堂(六角堂) |
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